モノづくりでの業務改善の手法

モノづくり支援事業

[背景]

長野県経済の牽引役は製造業です。それのH17年度の移輸出額(県外からの収入)は産業全体の75.7%を占めております。事業所規模は大手企業は少なく、ほとんどが中小企業で大多数は下請型・受託加工型企業であり、発注元の企業から示された図面に従って加工・組立等を行うのが実態です。グローバルな産業競争の激化と変化の激しい為替状況から、大手企業は海外生産や海外調達を拡大しており、下請型・受託加工型企業の置かれている状況はより厳しくなる(企業が廃業し減少していく)と予想されます。佐久市についてみると、機械・電機・電子が中心でH18年度の事業所は大企業1社、中小企業307社となっている。このうち小規模事業所(従業員20人未満)は195社で全体の63.3%を占めており、小規模事業所(工場)が経済の中心的な役割を担っていると言えます。この事業所を守りさらに発展させることはこの地域の重要課題の一つです。また、「5S」導入はなにも製造業だけが効果があるわけではありません。事務系や食品系等にも応用できます。こちらも積極的に支援させていただきます。

 

[動機]

以下の問題点についてお手伝いがしたいと考えたからです。

<問題点>  「地域の小規模工場の経営環境の悪化により、企業存続が危ぶまれている」

<なぜ上記問題を解決しないといけないのか>

今のモノづくりの現場では、「とにかく安く、お客様に受け入れられるものをタイムリーに届けること」を主眼におき開発~生産されているため、多くの日本企業は生産現場を海外に移している。もはやこのままでは小規模工場は存続できない。この東信地区においても小規模工場存続のためには、海外に負けない取組が急務である。

<解決策>

ひとつには「当たり前のことを当たり前にやる」です。これが難しい。どうすればよいかというと「5Sの徹底」につきると考えます。二つ目は「アイデアを出せ」です。小規模工場であっても下請型・受託加工型企業では生きていけません。海外の工場に勝てるアイデアが必要です。そのためには「日々の業務改善」が重要です。

5Sと見える化については >

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